昨日見た夢
嘘です、だいぶ前に見た夢たちです。
夢と言っていいのかどうかわからないほど短いワンシーンだけれどもね。
Scene1 傍にはいられない。
「はは… こんなになっちゃってさ。
もう貴方のお傍にはいられないわ…」
あの時の悲しそうな王子様の顔が、
今でも脳裏に焼き付いて忘れられないのです。
確か去年の秋でした。
Scene2 褒めて!
「ねえベジータ、もう私耐えられないわ!」
私がそう叫ぶと、ベジータ様は少し笑って私を呼んだ。
「そうか… ならばここに来い。」
言われた通り、あぐらをかいて座っている王子様の上に座ると、
王子様は片手で私を抱きとめて、
空いた片手で瓶から錠剤を取り出し、一粒口に含んだ。
そしてまた、少し微笑むと
その錠剤を口移しで私の口内に侵入させた。
「そいつを噛んでみろ。すぐ楽になる。」
「ありがと。」
愛しい人に飲ませてもらった錠剤を噛むと、
少しの苦みと大好きなベジータ様の味がした。
薄らいでゆく意識の中で、
かすかにベジータ様の声が聞こえた。
「今までよく頑張ったな。」
そう言って、頭を撫でてくれていた。
大好きなベジータ様の温もりに包まれて。
大好きなベジータ様が褒めてくださるなんて
今わたし、全宇宙の誰よりもとってもとってもしあわせです。
いつ頃だったかな、多分6月の初めくらい。
Scene3 桁違いに衝撃的な愛の告白
急いで駆けつけてくれたのか、
少し息の上がったベジータ様が、
いつもよりも少しだけ強く私を抱きよせた。
そしてもう片方の手で、私の左手を、
こちらはいつもよりだいぶ強く、握りしめていた。
「ベジータ?!」
突然の出来事に驚きを隠せない私は後ろを振り向いて、
愛しい貴方の名前を呼んだ。
「…っ…馬鹿かてめえは…」
安全を確認すると、一息ついたベジータ様は
「きさまのこともほかのやつらのことも知らんがオレにはきさまが必要なんだ。
オレのためだけに生きてろ。」
? ?? ???
完全に思考が停止した。
何が起こっているのかよく分からなかった。
ただひとつ、大好きな貴方にそんな勿体ないお言葉をいただけた、
わたしが誰よりもしあわせな人類であることだけはわかります。
その後もしばらく、
大きく温かい貴方の胸に寄りかかって、
貴方のぬくもりを感じておりました。
それはどうやら6月26日の出来事だったようです。
ちなみにこちらが当時の感想。(原文)
前提条件に疑問は残るものの
「きさまのこともほかのやつらのことも知らんが
オレにはきさまが必要なんだ。オレのためだけに生きてろ。」
って言われたらかえってその衝撃で死んでしまいますよ王子殿。
ベジータ様が夢に?! しかも桁違いに衝撃的な愛の告白を引っ提げて。
もう描くしかないよ。
一日中浮かれまくっていたからきっとみんな
「うわー またニヤついてる。タオル当ててるけど隠しきれてないよ…」
って思ってただろうね(笑)
See you
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