泡女子

どうして私はあの方向に記事を持っていったのだろうか。

実のところ、あの記事の発端はこのツイートでした。

いろいろ考えすぎて明後日の方へ内容が飛躍してしまったようです。笑

私が彼と出逢う、

いや正確には私という人間が

この世界に生まれる前からベジータには愛する女性がいた。

つまりベジータと私は結ばれたら略奪愛or不倫。

ただ未来トランクスや17号の場合はどうなるんだろう。

愛していたのは夢女子さんが先だよね？

勿論この論は

「愛し”合って”いるのは公式のお相手が先だ」

の一言でいとも簡単に論破できる。

でも正直いろいろな考え方はあると思うけど

未来トランクスや17号、

彼らの夢女子さんたちは相当可哀想だと思う。

可哀想な理由を説明するために

少し話は飛ぶけれども

夢女子と腐女子という存在はよく

「夢女子と腐女子ってよくどちらのほうがより害悪か」

という論争の餌食にされることがある。

その答えはさておき両方経験した私からすると

この2つは比べるようなものじゃないと思う。

夢女子の肩身の狭さと心労は腐女子のそれとは比べ物にならないから。

私自身は初めから夢女子で、

腐＞夢ってなったことはないのだけれども

夢女子としての気持ちは自分の心の中だけで育んで

ネット上では作品好き兼腐女子として活動していた時期があった。

その時も勿論腐女子に対する批判的な書き込みはよく目にした。

そしてそれを見た私の気持ちは

「彼を愛する私の行動は彼の評価に直結しかねないから節度を守って活動しよう。」

それだけだった。

それに対して夢女子として活動するようになってから、

夢女子に対する批判的な書き込みを目にした私の気持ちは

うまく言い表せないけど、自分の全てを否定された感じだった。

傍から見たら夢女子も腐女子も大差ないのかもしれない。

でもその中身は全くの別物だと思う。

腐女子は批判される時、彼女自身の「性的嗜好の数個」を否定される。

夢女子は批判される時、彼女自身の「恋心そのもの」を否定される。

否定されるものの大きさも、傷つき方も全然違う。

そしてもう一つ、夢女子界隈内でも賛否の分かれる

お相手のいる夢女子の話をさせてください。

私の大好きなベジータ自身既婚者なのかはわからないし

妻ではなく彼女がいるという場合もありますから

以下では既婚者夢女子という表現は避けることにしました。

なにか言い呼び方があると便利ですから

彼女たちのことはとりあえず、泡女子とでも呼んでおきましょうか。

（人魚姫が泡になることから。人魚姫とは流石に言えなかった。笑）

泡女子は人格そのものを否定される（気分になる）

夢女子の中でも特に批判の対象にされがちです。

実のところ夢女子の方にさえ嫌われることもしばしばあります。

夢女子さんには何と言われようとまだ

「彼が誰を愛するかなんて誰にもわからない」

という最後の切り札が残っていますが

泡女子さんは武器を一つも持っていません、されるがままです。

既婚者に関しては説明するまでも無いので割愛いたしますが

恋人がいるだけでも「私と結ばれる可能性だって…!」に対して

「自分のことしか考えてないから愛とは呼べない」の一言で論破可能です。

自分で言っていて悲しくなってきます。

愛が何かもよく分からないというのに

そのよくわからないものを

まるで正義のように振りかざす人々に

泡女子さんはいつも悪者にされます。

そのよくわからないものに痛めつけられます。

「愛する人の幸せを願えないのは唯の自己愛だ」

「本当に愛しているなら愛する人の幸せを願うはずだ」

そんな言葉を聞くたびに

「自分は愛する彼を不幸にすることしかできない役立たずだ」

「愛する彼の幸せを奪う人（＝自分）なんて死ねばいいのに」

って思ってます。怖いから死なないけど。

大体そんなの部外者に言われる前から

大半の泡女子さんはわかって苦しんでいます。

昔、悟飯君の（過激な）泡女子さんがいたんです。

奥さんへのヘイト発言だらけでした。

でもある時

「○○（奥さん）は永遠に悟飯君と一緒にいられるのだから

　そのたった80年くらい私にくれたっていいじゃない」

って。

そのツイートを見てここまで過激な方でもそのように思うのだなあ

という驚きと同時に共感や切なさ…　

うまく言葉に表せませんが私自身の状況含めとてもやるせないきもちになった記憶があります。

八方ふさがりでつらいよ～～～(；；)