ベジータは…。
ベジータは私を人間たらしめる最後の砦だ。
ベジータを失ったら、手放したらもう終わりだ。
終わりというか終われるというかは微妙なところであるが。
…いや終われるといったほうが適切かもしれない。
誰よりもまっすぐで
強く
美しい彼は
平々凡々な人間には荷が重すぎたのかもしれない。
でも、それでもここでベジータを手放したら何もかも終わりだ。
上へと登る意味も、努力の意味も、そして生きる理由もない。
彼に出逢ってからの私の生きる意味、
生きた理由はすべて彼に帰結するだろう。
もうダメだ、おしまいだ。
彼は余りに遠く尊すぎる。
ベジータでぶっ壊れるなら構わねぇ。
やれるだけやって派手に散ってやろうじゃねえか。
どこまでベジータに、
遥か彼方で眩く煌めく最強で最高の男のもとに近づけるだろうか。
全てを捨ててやれるだけやってやろう。
さあ、ベジータはどこにいる?
See you
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